SAKOTSUです。
投資信託の購入で失敗した実体験をもとに、手数料の落とし穴や保険選びのコツを解説。これから投資や保険を始める初心者の方に役立つリアルなアドバイスを紹介します。
前回の記事で、金融機関の手数料の高い商品や不安を煽る営業トークについて書きました。今回は、その続編として「実際に僕はどう選んだのか?」をお話しします。
結論から言うと、僕も過去に金融機関の窓口で投資信託を購入し、手数料の高さに気づかず失敗した経験があります。ただし、それをどう考え、どう運用しているのかが重要です。さらに、保険についても合理的に判断し、最低限の保障だけ確保するという選択をしました。
この記事では、
✅ 僕の投資信託・保険契約の具体例
✅ なぜそうしたのか?(成功・失敗のポイント)
✅ これから契約を考えている人へのアドバイス
を紹介します。
目次
「なんとなく安心」で選んでいませんか?
投資や保険って、正直よくわからない。だからこそ、つい「プロの言う通り」にしてしまいがち。
でも、それが思わぬ“落とし穴”になることもあるんです。
僕自身、まさにそんな落とし穴にハマりました。
今回はその実体験を通じて、「何をどう選んだのか?」、そして「なぜそう判断したのか?」をお伝えします。
投資信託に全力投資!でも、一部でやってしまった…
✅ 投資先は王道:S&P500と先進国株インデックス
現在、S&P500と先進国株インデックスファンドに約800万円投資しています。
積立ではなく、まとまった金額を一括で投資しました。
けっこう堅実な選び方をしたつもりだったんです。
でも――
❌ 先進国株ファンドを「窓口」で購入。ここが失敗の始まり。
そのとき、僕はこう思っていました。
「プロがちゃんと話してくれるし、安心だよね」
ところが…
- 手数料(購入手数料・信託報酬)がネット証券よりずっと高い
- 同じ中身の商品でも、買う場所でコストがこんなに違うなんて…
このときの僕は、安心感と引き換えに、コストの高さを見落としていたんです。
売る?持ち続ける?悩んだ末の僕の選択
「手数料が高いとわかったなら、すぐに売って買い直せば?」
…そう思う方もいるかもしれません。
でも、実際にはそう単純じゃない。
✅ 含み益が出ている
✅ 売却すると20.315%の税金がかかる
✅ 長期で保有すれば、トータルではプラスになる可能性も高い
だから僕は、「このまま持ち続ける」という選択をしました。
過去の選択を後悔しすぎず、いまの自分にできるベストを考える。それが大事なんじゃないかと思っています。
投資初心者へのリアルなアドバイス|僕の“やらかし”から学んでほしいこと
ここから投資を始めようとしている人に、伝えたいことがあります。
- ネット証券(SBI証券・楽天証券など)で購入すべし
- 「プロがすすめる=安心」ではない
- 手数料の違いが、長期では大きな差になる
本当に納得できる選択をするには、「誰かの言葉」じゃなく、「自分の目と頭」で確かめることが必要です。
保険はたった1つ。死亡保険だけ!
保険って、気づけばいろいろ勧められてしまいますよね。
医療保険、がん保険、貯蓄型、外貨建て…正直、迷います。
でも僕が選んだのは、月3,000円の掛け捨て死亡保険のみです。
医療保険は“入らない”という選択
「入院したらどうするの?」「手術費用が心配じゃない?」
たしかに不安になる言葉です。
でも、冷静に制度と数字を見てみると――
- 日本には高額療養費制度がある
- 日額何万円もの医療費が自己負担になるケースはかなり稀
- 貯蓄があれば、ある程度のリスクは自分でカバーできる
結果、僕は医療保険に入らないという選択をしました。
死亡保険にだけ入っている理由|それは、僕のためじゃない
死亡保険に入っているのは、僕の安心のためではありません。
それは「もしもの時に、家族(妻)の生活を守るため」。
たとえば僕に何かあったとき、
- すぐにまとまったお金が必要になる
- 掛け捨てなら安くて保障が大きい
そんな理由から、最低限の死亡保障だけは持つことにしました。
保険で損しないために考えてほしい3つのこと
- 医療保険は「入って当然」じゃない。制度+貯蓄で足りるか見直そう
- 死亡保険は「誰かの生活」を守るために必要最小限だけ
- 貯蓄型・外貨建て保険は「保険」ではなく「金融商品」。買うなら慎重に!
迷ったからこそ言える3つの学び
- 金融機関のおすすめは、自分に最適とは限らない
- 失敗も、長期投資で取り返せることがある
- 「今の自分に必要か?」を問い続ける力が大事
まとめ|「正解」を探すより、「納得」を選ぼう
投資も保険も、“これが正解!”という万能な答えはありません。
でも、自分の経験を振り返って今思うのは、
「自分で調べて、自分で納得して選ぶ」
それこそが、最善に近づく一番の方法なんだということ。
最後に
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
- 「なんとなく」で選ばない
- 営業トークに流されない
- 自分の価値観と向き合って、選び直す勇気を持つ
そんな人が少しでも増えるように、僕の経験をシェアしました。
これから投資や保険を考えるあなたにとって、何かのヒントになれば嬉しいです。
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