SAKOTSUです。僕が実践している「お金」のことをお話します。
「貯金は大事。でも、それだけで大丈夫?」
「お金を貯めるなら、まずは貯金!」
これは間違いではありません。でも、「貯金だけ」で本当に将来安心できるのでしょうか?
僕も以前は、「とにかく貯金を増やせば安心だ」と思っていました。でも、収入が増えて資産運用の情報を集めるうちに、「貯金だけではダメかもしれない」 と考えるようになりました。
今回は、そんな僕の実体験も交えながら、会社員としての堅実な資産形成の方法を解説します!
目次
貯金だけでは増えない理由
まず、なぜ「貯金だけ」ではダメなのか?大きく3つの理由があります。
① 物価の上昇(インフレ)に負ける
最近、物価がどんどん上がっています。例えば、食料品や日用品の値段を見ても、10年前に100円だったものが、今は120円になっていることも。
一方、銀行の普通預金の金利は 0.2%程度。これでは、お金を銀行に預けていても、物価上昇に追いつけません。
② 銀行預金では「増やす」ことができない
例えば、100万円を銀行に預けた場合の金利を見てみましょう。
預金額 金利(0.2%) 1年後の利息
100万円 0.2% 2,000円
1年間預けても、たったの2,000円しか増えません…。
これでは資産を増やす手段としては不十分です。
③ お金が「働いていない」状態になる
貯金は「安全」ですが、銀行に置いてあるだけではお金が眠ったまま。将来に向けて資産を増やしたいなら、お金に働いてもらう仕組みを作る必要があります。
会社員がやるべき「堅実な増やし方」
「貯金をやめて全部投資しよう!」という話ではありません。
会社員なら、「貯金+投資+資産運用」 のバランスを考えるのが大切。ここでは、リスクを抑えながら資産を増やす方法を3つ紹介します。
① お金を色分けする(資金の用途別管理)
まず、自分のお金を用途別に分けて管理することが重要です。僕の場合は以下のように分けています。
1. すぐ下ろせるお金:20万円
- 用途: 急な出費や日常の支払いに対応
- 預け先: ゆうちょ銀行の普通預金(引き出し手数料がかからない)
2. 生活防衛資金:生活費の1年分
- 用途: 失業や病気などの非常時に備える
- 預け先: 金利の高い銀行の定期預金(例えば、あおぞら銀行の定期預金など)
3. 投資資金:その他の資産
- 用途: 資産の増殖を目指す
- 投資先: SBI証券でS&P500をメインに投資
このように、お金を用途別に色分けすることで、安心感が増し、目的に応じた資産運用が可能になります。
② 余裕資金は投資で増やす(NISAをフル活用)
生活防衛資金を確保したら、それ以外のお金は「増やす」ために活用します。
僕が優先しているのはNISAの満額活用です。
- インデックス投資(S&P500や全世界株)を活用する
- NISA(成長投資枠・つみたて投資枠)をフル活用
- 毎月コツコツ積み立てる(投資信託を活用)
- 短期売買はしない(リスクが高い)
僕は、SBI証券でS&P500をメインに投資していて、毎月50,000円+ボーナス時200,000円を積み立てています。
会社員は**「毎月安定した収入がある」**ので、コツコツ積み立てることで大きな資産を作れます。
③ NISAとiDeCo、どっちを優先すべき?
よく「NISAとiDeCo、どっちを優先すればいいの?」と聞かれます。僕の考えでは、 まずはNISAを優先 するのがおすすめです。
NISA iDeCo
非課税期間 無期限 60歳まで
引き出し いつでもOK 60歳まで引き出し不可
投資枠 年間360万円(成長投資枠240万円+つみたて投資枠120万円) 年間14.4〜81.6万円(会社員は14.4万円〜27.6万円)
控除のメリット 運用益が非課税 掛金が所得控除対象(税負担軽減)
おすすめの使い方 資産を増やしたい人向け 節税しながら老後資金を作りたい人向け
iDeCoは節税メリットが大きいですが、60歳まで引き出せないデメリットがあります。そのため、自由に資金を動かせるNISAを優先するほうが、資産形成の自由度が高いと考えています。
僕の投資方針:50歳までは成長性を重視
僕はまだ若いので、50歳まではS&P500を中心としたポートフォリオで運用しようと考えています。
- 成長性を重視し、リスクを取りながら運用する方針
- 長期的な視点で資産の増加を目指す
50歳までは成長性の高い資産(主に米国株)を中心に運用し、50歳以降は徐々にリスクを抑えながら安全資産を増やしていくつもりです。
まとめ:会社員なら、貯金+投資のバランスを取るのが大事!
- 貯金だけでは物価上昇に勝てない
- 用途別にお金を色分けするのが重要
- NISAをフル活用して、投資で増やす
- 50歳まではS&P500を中心に運用し、成長を狙う
「貯金だけでいいのかな?」と思っている会社員の方は、まずはNISAや資産の色分けから始めてみるのがおすすめです!