こんにちは!SAKOTSUです!
今は人事部門にいますが、かつて私は“全然売れない営業マン”でした。
新卒で配属されたのは、金融商品の営業。右も左も分からず、言われるがままに
「とにかく動け!」「まずはアポ100件!」(少し古いですが、、、)
みたいな体育会系のノリで、がむしゃらに動いていました。
でも…正直、全然成果が出なかったんです。
「なんでこんなに頑張ってるのに…」と、帰り道で泣きそうになった日もありました。
そんな僕でも、ある“考え方のスイッチ”を切り替えたことで、3年目にはトップ営業に。
今回は、当時のどん底期を振り返りながら、**「営業で伸び悩んでいるときに見直すべき3つのこと」**をお伝えします。
目次
トーク力より「聞く力」|“話す営業”は限界がある
営業成績が上がらないと、つい「もっと話し方を磨こう」と思いがち。でも、僕が一番成果を出せたのは、“話す”より“聞く”を意識するようになってからでした。
▽やらかした話:熱量が空回り
僕は最初、「商品の良さを伝えれば売れる」と信じて、息継ぎなしの勢いで話してました。
でも…お客さんの目はどんどん死んでいく。
ある日、上司にズバッと言われました。
「お前、自分の話しかしとらんぞ」って。
それからは、
- 相手の話に耳を傾ける
- 困っていることを深掘りする
- 解決策として商品を紹介する
そんな“会話のキャッチボール”を意識するようにしました。
すると、不思議とお客さんが心を開いてくれて、提案もスムーズに通るように。話す量は減ったのに、成約は増える──そんな逆転が起きたんです。
✅ここを見直してみよう
- 自分ばかり話していないか?
- お客さんの「困っていること」をちゃんと聞けているか?
- 共感の言葉やリアクション、忘れていないか?
とにかく量!ではなく「方向性」が大事
「行動量がすべて!」と言われて、やみくもにアポを取りまくっていた時期がありました。でも、闇雲に頑張っても、成果は出ませんでした。
▽失敗談:売りたい気持ちが前に出すぎて…
あるお客さんに対して、「今やらないと損ですよ!」と煽りまくってたら、
「売り込みすぎ。もう帰って」とバッサリ。
あの瞬間、穴があったら入りたかった…。
▽反省してからやったこと
- お客さんの反応をメモして振り返る
- どの言葉に食いついたか、どこで引かれたかを観察
- 商談後、自分の言動をセルフレビュー
結果、「押すだけじゃダメだな」と分かってきて、無理のない提案ができるように。
✅ここを見直してみよう
- 行動が「数稼ぎ」になってない?
- 商談のあとに、毎回ちゃんと振り返ってる?
- 相手の反応、目線、態度に気づけてる?
今月の数字より「信頼」と「自分の型」をつくる
「売らなきゃ…」って気持ちが強すぎると、短期的な数字ばかりを追いがち。でもそれって、めちゃくちゃ疲れるんですよね。
僕も最初は、「今月どう乗り切るか」しか見えてませんでした。
でも、あるとき気づいたんです。
“この人からなら買いたい”と思われる存在にならないと、継続して売れないってことに。
▽それから意識したこと
- 目の前の売上より、信頼関係を優先
- 無理に売らず、困ったときに思い出してもらえる存在になる
- 自分なりの営業スタイルを確立する
結果、紹介が増えたり、リピートが取れるようになって、安定して数字が出せるようになりました。
✅ここを見直してみよう
- 目先の数字だけにとらわれてない?
- 「またこの人に相談したい」と思われる関係を築けてる?
- 自分らしい営業スタイル、できてきてる?
焦る前に“ちょっと立ち止まって”みてください
営業で成果が出ないと、焦ってしまうのは当然です。
でも、僕のように“がむしゃらな努力”が必ずしも成果につながるとは限りません。
むしろ、一度立ち止まって考えたことで、大きく成長できた気がします。
🔁 もう一度、見直してみる3つのこと
- 「聞く営業」にシフトする:話す量より、相手の声に耳を傾ける
- 「数より質」で動く:お客さんの反応を観察し、改善する
- 「数字より信頼」を育てる:目先ではなく、長い信頼関係を意識する
小手先のテクニックより、「根っこの考え方」を見直すことが大事です。
今、営業でしんどいなと思ってる方のヒントになれば嬉しいです。
焦らず、でも止まらず。あなたらしい営業のカタチが、きっと見つかります!