メンタル・習慣

「社内市場価値」を高めたら仕事がラクになった話|僕が“本業フルコミット”を選んだ理由


SAKOTSUです。29歳の平凡サラリーマンの僕が、副業ではなく本業にフルコミットした結果得られた効果をお話します。

副業や転職をするかずっと悩んでいました。(みなさんもそうかもしれませんが)

ただただ、新卒で入社した会社で働く毎日。しかもあまり好きじゃない。やりたいこともない。

こんなどうしようもなかった僕が、

「とりあえず、やりたいこともないし、本業だけ頑張ってみるか!」

と根拠もなく頑張ってきた結果、

ここでは「社内の価値」を高めることで仕事が楽になり、楽しささえ感じる。

そんな経験をお伝えしたいと思います。

「社内市場価値」ってなに?社外価値との違い

「市場価値」と聞くと、多くの人は「転職市場での評価」や「年収アップにつながるスキル」を思い浮かべると思います。

社内市場価値とは、今いる会社の中で「どれだけ信頼され、必要とされているか」ということ。
昇進や評価、希望の異動などにも影響してくるので、仕事の選択肢や働きやすさに直結します。

一方で社外市場価値は、いわゆる「転職市場での評価」。
たとえスキルが高くても、社内では評価されても、社外では通用しない…なんてこともありますし、その逆もあります。

どちらも大切ですが、僕はまず**「今いる場所で価値を高める」ことが、キャリアの安定に繋がる**と感じています。


社内市場価値を意識するべき3つの理由

社内市場価値を高めると、こんなメリットがあります:

  • 昇進や昇給につながる  →  収入が増えて生活に余裕が出る
  • 異動の選択肢が広がる  →  興味ある仕事に手を挙げやすくなる
  • 評価が安定する     →  上司やチームから「必要な人」と思われる

僕自身も、本業に全力コミットすることから始めました。
やりたいことかどうかよりも、まずは稼げる環境を作ることが先だと考えたからです。

土台が安定すれば、後からいくらでも選択肢は広げられる。そう思って動きました。


社内市場価値を高めるためにやった4つのこと

じゃあ、実際にどうやって社内市場価値を高めていくのか?

僕が意識していたのは、いわば「サラリーマンスキル」。特別な才能はなくても、地道に続ければ誰でも身につけられるものです。

僕の場合はこの4つを大事にしてきました:

  • 行動量:とにかく手を動かして、目に見える成果を積み上げる
  • コミュニケーション力:報連相を丁寧に、周囲とスムーズに連携する
  • 気配り:上司・同僚・後輩へのちょっとした配慮を忘れない
  • 素直さ:学ぶ姿勢を持ち、フィードバックをしっかり吸収する

どれも当たり前のことのようで、意識して継続できる人は意外と少ないです。
でもこれを続けることで、社内での「信頼貯金」がじわじわ増えていきました。


本業に全力を注いで得られたもの

正直、最初は「やりたい仕事」ではありませんでした。
でも、それでも全力を注ぎ続けた結果、年収も上がり、仕事の自由度が確実に増してきました。

さらに大きかったのは、

「この人に任せておけば大丈夫」と思ってもらえるようになると、
スケジュールの調整や有休取得もずっとスムーズになるんですよね。

僕は旅行が趣味なのですが、今では繁忙期以外であれば割と自由に休みを取れるようになりました。
これは間違いなく、社内での信頼が高まったことが背景にあると思っています。


これからは「社外市場価値」も育てていく

これまで僕は、「まずは今いる場所での信頼を勝ち取ること」を優先してきました。


でもこれからは、社外市場価値=外の世界でも通用するスキルや経験も意識していこうと思っています。

なぜなら、最終的にキャリアの自由度を決めるのは「どこでもやっていける自信」だからです。

本業での信頼はそのままに、副業や勉強、発信などを通じて、社外でも価値を生み出せる人材を目指していきたい。


そんなふうに考えています。


さいごに:まずは「いまの場所」で信頼を積もう

もし今、「やりたい仕事じゃないからやる気が出ない」「転職を考えているけど自信がない」そんな気持ちを抱えている人がいたら…

まずは今の職場で、「信頼される人」になることから始めてみてください。

行動量、気配り、素直さ。
どれも今日からできることです。

社内市場価値が上がると、働き方がラクになり、キャリアの選択肢も自然と広がっていきます。
そのうえで社外市場価値を育てていけば、きっとあなたらしい自由な働き方に近づいていけるはずです。